この記事では、最近話題のタイムリープ復讐劇ドラマ『私の夫と結婚して』(Amazonプライム)を通じて、「人生をやり直せたら…」と願う気持ちや、現実の中で後悔しないために“今できること”について考えてみました。
相続の話を重たく感じている方にも、ドラマをきっかけに「未来への準備」を優しく見つめなおすヒントになれば嬉しいです。
久しぶりに、夢中で最後まで見てしまったドラマがあります。
それが、「私の夫と結婚して」。
もともとは韓国の人気ドラマだったそうで、日本版では小芝風花さんがヒロイン、佐藤健さんがヒーロー役を演じています。
最初は何気なく見始めたのですが…気づけばどっぷりとハマっていました!
命を奪われた女性が10年前に戻って人生をやり直す
物語は、まさに衝撃の展開から始まります。
夫と親友に長年搾取され続けた主人公が、最後にはなんと…マンションから突き落とされて命を奪われてしまうのです。
でも、ここで終わりではありません。
目を覚ました彼女は、なんと10年前の自分にタイムリープしていたのです!
今度こそ同じ人生を繰り返さないために、そして何より「自分の人生を自分で生きる」ために、過去を変え始める…という復讐と再生の物語。

スカッとするだけじゃない、胸が高鳴るドラマ
単なるドロドロの復讐劇かと思いきや、いい意味で裏切られました。
佐藤健さん演じる“運命の相手”とのロマンスはとても丁寧に描かれていて、
見ているうちに「この2人、幸せになってほしい!」と応援せずにはいられません。
それなのに、元の人生に引き戻されそうになる場面が何度もあって、
「やめてー!」と思わず声が出そうになるほど、ハラハラドキドキの連続。
スカッとする爽快感もありつつ、登場人物たちの選択に心が揺さぶられるような、
そんな“感情が忙しい”ドラマでした。
タイムリープものが増えているのはなぜ?
最近、こうした「過去に戻ってやり直す」タイプのドラマや映画が増えているように感じます。
それだけ私たちが、「あの時こうしていれば…」という後悔を抱えながら生きているのかもしれませんね。
人生はやり直せない。でも、未来に備えることはできる。
もちろん、現実では過去に戻ることはできません。
だからこそ、「これから」をどう生きていくかが大切なんだと思います。
特に、親世代のこと、自分自身の老後、そして相続のこと。
「まだ先の話」と思いがちなことほど、元気なうちに話し合っておくことが、
“未来の後悔”を防ぐことにつながります。
「話してよかった」と思える相続をめざして
相続というと、「お金のこと」「財産のこと」というイメージが強いかもしれません。
でも本当は、それ以上に大切なのは「家族の気持ち」。
「これからどう暮らしたい?」
「困ったとき、誰に助けてほしい?」
そんなふうに、未来のことを一緒に考える時間こそが、相続の第一歩です。
ドラマのように人生を巻き戻すことはできないけれど、
これからの人生を少しでも軽やかに、しなやかに生きていくために。
“今”だからこそ、できることを始めてみませんか。