相続の相談先は、どう選べば安心?相続コンサルタントが、税理士・行政書士との交流会を続ける理由と、信頼できる専門家チームの作り方を舞台裏からご紹介。あなたの相続を支える「人選び」のヒントをお伝えします。
「相続の相談、誰に頼めばいいの?」——その不安、とてもよく分かります
皆さま、こんにちは! 相続コンサルタントの磯野 和恵です😊
「相続のこと、専門家に相談したいけれど、誰に頼めばいいのか分からない」
「税理士さん?司法書士さん?行政書士さん?……そもそも違いがよく分からないわ」
そんな不安を抱えている方は、多くいらっしゃいます。
相続は、税金、不動産、登記、書類作成……と、いくつもの専門分野が絡み合う、いわば「チームで進める手続き」です。一人の専門家ですべてが完結することは、ほとんどありません。だからこそ、「誰に頼むか」で、その後の安心感が大きく変わってきます。
今日は少し趣向を変えて、私が普段どのように専門家の方々とつながり、皆さまの相続を支えるチームを作っているのか——その「舞台裏」をお話ししたいと思います。
先日も、税理士さん2名、行政書士さん2名、そして相続コンサルタントの私の5名で、オンラインの交流会(Zoom交流会)を開いたばかりなのです。

先日のZoom交流会では、税理士さん・行政書士さんと情報交換を行いました。こうした交流を通じて、信頼できる専門家とのつながりを広げています😊
相続の安心は、相談する一人の力ではなく、つながり合うチームの力で生まれます。
問題の本質:相続の安心は「専門家選び」で変わる
長く相続のご相談をお受けしてきて感じるのは、相続でつまずく原因の多くが、手続きそのものよりも「相談する相手を間違えてしまった」ところにあるということです。
たとえば、こんなお話をよく耳にします。
「税理士さんに相談したものの、その先生は法人の決算がご専門だったため、相続については別の専門家を探すことになった」
「相続登記が必要になったものの、誰に相談すればよいか分からず、専門家探しに時間がかかってしまった」
専門家にも、それぞれ得意分野があります。同じ税理士さんでも、法人の決算が中心の方もいれば、相続税に強い方もいらっしゃいます。「資格を持っているか」だけでなく、「相続という分野で、どれだけの経験と人柄を持っているか」——ここを見極めることが、何より大切なのです。
でも、一般の方がそれを外から見極めるのは、正直とても難しいですよね。
肩書きや資格は「入口」にすぎません。本当に見るべきは、その先にある人柄と実績です。
なぜ「良い専門家」に出会いにくいのか——3つの原因
では、なぜ信頼できる専門家に、なかなか出会えないのでしょうか。私が現場で感じている原因は、大きく3つあります。
原因①:「資格名」と「得意分野」が一致しない
これは相談する側からすると、とても分かりづらい部分です。
専門家の皆さんにはそれぞれ得意分野がありますが、資格名だけでは違いが見えにくいため、「相談してみたら自分のケースとは少し違った」ということもあります。
だからこそ、相続の相談では「資格」だけでなく、「どんな相談を多く扱っているか」を確認することが大切なのです。
原因②:相続は地域ごとの専門家が必要になることがある
これは、実際に私が今、直面していることでもあります。
現在、私のクライアントさんの親御さんが愛知県にお住まいなのです。お子さんは東京、ご両親は地方——これは本当によくあるケースで、相続の手続きは「親御さんの住んでいる地域」や「不動産のある地域」で動くことが多いため、その土地の専門家が必要になります。
そこで先日の交流会では、「愛知県で、信頼できる司法書士さんや土地家屋調査士さんをご存じありませんか?」と、皆さんにお尋ねしてみました。(もちろん、クライアントさんの個人情報は伏せた上でのご相談です)
このように、相続では地域ごとの専門家が必要になることもあります。
だからこそ、必要なときに信頼できる専門家につないでもらえるかどうかで、対応のスピードや安心感が大きく変わるのです。
原因③:「一度きりの付き合い」では、本当の姿が見えない
ネットで検索して、たまたま見つけた専門家に一度だけ依頼する——これでは、その方の本当の人柄や仕事ぶりは分かりません。相続は、ときにご家族の繊細な感情が絡む、とてもデリケートな仕事です。だからこそ、「この人なら、大切なお客様を安心してお任せできる」と心から思える関係が必要なのです。
専門家との信頼は、一度の取引ではなく、長い時間の中で育っていくものです。
解決方法:私が「専門家との交流」を続けている理由
では、私はどうやって信頼できるチームを作っているのか。その答えが、冒頭でお話しした交流会のような、専門家との継続的なつながりです。
私は、相続に関わる専門家の方々と、継続的にコミュニケーションを取り続けています。その理由は、はっきりしています。
長くお付き合いすることで、先生方のお人柄や実績に、じっくり触れることができるからです。
一度きりの名刺交換では分からない、
- どんな考え方で仕事に向き合っているか
- お客様とどのように向き合っているか
- 困ったときに、どれだけ親身になってくださるか
こうした「人となり」が、長い時間の中で見えてきます。そして——これはとても大切なことですが——同時に、私自身も見られているということです。「磯野さんからの紹介なら、引き受けても安心だ」と思っていただける関係を、お互いに築いていく。この双方向の信頼があってこそ、いざというときに「◯◯先生をご紹介できます」と、自信を持ってお伝えできるのです。
ご相談内容に応じて、信頼できる専門家と連携しながらサポートしていきます。これが、相続コンサルタントとしての私の、いちばんの財産だと思っています。
学びはどこにでも——「まちゼミ」という気づき
ちなみに、先日の交流会では、こんな素敵な学びもありました。
行政書士の先生が、「まちゼミ」という取り組みをされているというお話です。(お店や専門家が講師となり、地域の方へ無料または少額で学びの場を提供する取り組みです)地域の方と直接つながりながら、自分の仕事を知ってもらうきっかけにされているそうです。
「なるほど、皆さんそれぞれ工夫して、地域の方々との接点を作っていらっしゃるんだなあ」と、とても感心しました。
実は、この「まちゼミ」は全国の多くの地域で開かれていて、実は私の地元・府中市でも「むさし府中まちゼミ」として、商店街のお店の方々が講師になって続けられています。気になる方は、「まちゼミ ◯◯市(お住まいの市の名前)」で検索してみてください。お近くで、思いがけず素敵な学びの場や、信頼できるお店の方との出会いがあるかもしれませんよ😊
同じ相続に関わる仕事でも、お客様との出会い方や、想いの届け方は人それぞれ。こうした他の専門家の工夫に触れられるのも、交流会を続けているからこその学びです。私自身、皆さまにとってもっと身近な存在であるために、何ができるだろう——と、あらためて考えるきっかけになりました。
良い専門家ほど、学ぶことをやめず、お客様との距離を縮める工夫を続けています。
今日からできる、専門家選びの3つの視点
ここまで「私の舞台裏」をお話ししてきましたが、最後に、皆さまが専門家を選ぶときに役立つ視点を、3つお伝えしますね。
1. 「相続が専門かどうか」を遠慮せず聞いてみる
「相続のご相談は、年間どれくらい扱っていらっしゃいますか?」と尋ねてみましょう。良い専門家ほど、嫌な顔をせず、丁寧に答えてくださいます。
2. 「人柄」を感じられるかを大切にする
費用や実績はもちろん大事ですが、最後に頼りになるのは「この人になら安心して話せる」という感覚です。話していて心がほどけるか——その直感を、どうか大切にしてください。
3. 「つながり」を持っている人に相談する
一人ですべてを抱える専門家より、信頼できる仲間のネットワークを持っている人のほうが、いざというとき柔軟に対応できます。
「この先生に相談すれば、必要に応じて信頼できる方を紹介してもらえる」
そんな安心感も、専門家選びでは大切なポイントだと思います。
完璧な一人を探すより、信頼できるチームを持つ人を選ぶ。これが、後悔しない相談先選びのコツです。
まとめ:あなたの相続を、一人ではなくチームで支えます
相続は、いくつもの専門分野が絡み合う、複雑な手続きです。だからこそ、相談する相手選びがとても大切になります。

- 資格名だけでなく、「相続が得意か」「人柄はどうか」を見る
- 必要に応じて、信頼できる専門家と連携できる人を選ぶ
- 信頼は、一度きりではなく時間をかけて育つもの
私が交流会のような専門家との継続的なつながりを大切にしているのは、すべて、皆さまに「安心してお任せできる先生」を、自信を持ってご紹介するためです。相続のことで迷ったら、どうか一人で抱え込まないでくださいね。ご相談内容に応じて、信頼できる専門家と連携しながらサポートしていきます。
まずは現状を整理するところから、一緒に始めてみませんか?
まず、話してみるところから
「相続のことが気になっているけど、何から相談すればいいか分からない」
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