身元保証人がいないと入れない?老人ホーム入居に必要な準備とは

こんにちは、相続コンサルタントの磯野 和恵です😊

「老人ホームに入るとき、身元保証人が必要って聞いたけど、私たちには子供がいない。どうしたらいいの?」

子供のいないご夫婦(おふたりさま)から、こんなご相談をよくいただきます。

今日は、老人ホーム入居に必要な身元保証人について、解決策も含めてわかりやすくお伝えします😊

老人ホーム入居時に必要な「身元保証人」とは?

老人ホームに入居する際、基本的に「身元保証人」が必要になります。施設側が身元保証人を求める理由は主に以下の2つです。

① 入居者に何かあったときの対応

問題行動(暴れる、他の入居者とトラブルを起こすなど)が発生し、施設での対応が困難になった場合の連絡・引き取り先として。

② 費用の支払い滞納時の保証

施設利用料の未払いが発生した際、支払いの責任を負う人が必要。


子供のいない夫婦は誰に頼む?

子供のいないご夫婦は、誰に身元保証人を依頼すればよいのでしょうか?主に以下の2つの選択肢があります。

① 親戚・知人に依頼する

  • 甥や姪などの親族
  • 信頼できる友人

ただし、金銭的な負担や責任を伴うため、引き受けてくれる人がいないこともあります。頼みにくい…と感じる方も多いのが現実です😢

② 身元保証会社を利用する

身元保証会社は、身寄りのない高齢者のために、入居時の保証や生活支援を提供してくれる専門サービスです。

一定の費用がかかりますが、身元保証人を頼める親族がいない場合は有力な選択肢です😊

💡 ヒバリのそらでは、身元保証会社のご紹介も可能です。
「どの会社を選べばいいか分からない」という方も、お気軽にご相談ください。

「身元保証人の問題」も、想続の一部

私が大切にしている言葉に、「想続(そうぞく)」があります。

「相続」が財産を受け継ぐことだとすれば、「想続」は家族の想いを受け継ぐこと

身元保証人の問題も、まさに「想続」の一部だと感じています。

「老後のことを、自分たちでちゃんと準備しておきたい」
「迷惑をかけずに、自分らしく生きていきたい」

そんな想いに寄り添いながら、私はおふたりさまの老後の準備をサポートしています😊

老人ホーム入居のために必要な書類

身元保証人が決まったら、次は入居に必要な書類の準備です。

✅ 本人に関する書類

  • 入居申込書(施設指定のもの)
  • 住民票
  • 健康保険証・介護保険証のコピー
  • 診断書・健康診断書(施設指定の書式がある場合も)
  • お薬手帳のコピー(服用中の薬の確認用)

✅ 身元保証人に関する書類

  • 身元保証人の住民票や本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 連帯保証人(または身元引受人)に関する同意書

✅ 財務関連の書類

  • 銀行口座情報(施設費用の引き落とし用)
  • 資産状況の確認書類(場合によっては求められる)

✅ その他、施設ごとに必要な書類

  • 契約書(施設との入居契約)
  • 同意書(介護・医療方針についての同意)
  • 保証会社の契約書(利用する場合)

施設によって異なるため、事前に確認することが大切です😊

介護認定が必要な場合も!

「老人ホームにすぐ入れる」と思われがちですが、介護付きの施設(特養や介護付き有料老人ホーム)に入るには、事前に「介護認定」を受けていることが条件となることが多いです。

介護認定の流れ

  1. 申請(市区町村の介護保険窓口または地域包括支援センター)
  2. 訪問調査(認定調査員が自宅や病院を訪問)
  3. 主治医の意見書作成(かかりつけ医が診断)
  4. 審査・判定(介護認定審査会が判定)
  5. 結果通知(申請から約1ヶ月後に判定結果が届く)

「要介護認定」がないと入居できない施設もあるため、早めの申請をおすすめします

実際に老人ホームに入居するまでの期間は?

「すぐに入居できる」と思うかもしれませんが、以下のような手続きがあるため、トータルで1ヶ月以上かかるケースがほとんどです。

入居までの一般的な流れと期間

  1. 施設の見学・相談(数週間)
  2. 介護認定の取得(必要な場合)(申請から結果まで約1ヶ月)
  3. 必要書類の準備(2週間〜1ヶ月)
  4. 施設側での審査(1週間〜2週間)
  5. 契約手続きと引越し準備(1週間程度)

合計1〜2ヶ月ほどかかることを想定しておきましょう。

「いざとなったらすぐ動けばいい」と思っているうちに、時間が足りなくなってしまうことも。元気なうちから少しずつ準備しておくことが大切です😊

まとめ

  • ✔ 老人ホーム入居には「身元保証人」が必要
  • ✔ 身元保証人がいない場合は「身元保証会社」を利用する選択肢も
  • ✔ 入居には多くの書類が必要。事前にチェックしておくとスムーズ
  • 「介護認定」が必要な施設もあるため、早めに申請を
  • ✔ 実際に入居するまで1〜2ヶ月かかることを想定して準備する

関連記事もぜひお読みください

子供のいない夫婦も必要?遺言書の作成方法とは?
おふたりさまの遺言書作成について詳しく解説しています。

「うちは誰が相続人?」複雑な家族でもわかる相続人の範囲と順位
子供のいない夫婦の相続人の範囲を詳しく解説しています。

親が元気なうちに話しておきたい3つのこと〜父の認知症から学んだこと〜
元気なうちに準備しておく大切さをお伝えしています。

老後の準備、一人で抱え込まないでください

「身元保証人の問題」「老人ホームの選び方」「相続の準備」——どれも、おふたりさまにとって大切なテーマです。

でも、一人で悩んでいるには重すぎる問題でもあります。

「何から始めればいいか分からない」
「身元保証会社ってどうやって選ぶの?」
「老後の準備を全体的に相談したい」

そんな方は、お気軽にご相談くださいね😊

この記事を書いた人

アバター画像

磯野 和恵

「ヒバリのそら」代表、磯野和恵(いそのかずえ)。

1970年5月生まれ。東京都練馬区出身の相続診断士。相続コンサルタント。

外資系IT企業の経理・秘書・コールセンター。
2009年 心理カウンセラー活動業務を経て、自身が経験した相続で生じる家族問題へのサポートを強く願う。

2021年に相続診断士の資格を取得。
2023年4月 相続コンサルティングオフィス「ヒバリのそら」を設立。
「笑顔の相続を迎えて欲しい」という願いを込め、家族全員が合意した遺言書を決める〝家族会議支援〟。

相続に強い税理士・弁護士・司法書士・不動産コンサルティング・ファイナンシャルプランナーとチーム連携して、本人の不安や困り事の相談に乗る。

本人も気づいていない想いや希望に、寄り添い引き出すヒアリング。

問題を見つけだし解決へのロードマップを示すことに定評があり、自身も天職とやりがいを感じている。

家族が笑顔で相続を乗り越え、助け支え合える関係で居続けられることを強く願い「みんなが笑顔になれる相続」へと活動する。