📚読書感想|垣谷美雨『マンダラチャート』

〜もう一度、人生をやり直せたら?〜

こんにちは。
今日は、垣谷美雨さんの小説『マンダラチャート』をご紹介します。


◆ あらすじ:63歳の主婦が、人生を“やり直す”物語

主人公は、63歳の主婦・雅美。
子育ても終わり、夫と二人の平穏な日常を過ごしながらも、心の中ではモヤモヤが渦巻いています。

「結婚しなければよかった」
「もっと自分らしく生きればよかった」

そんな後悔を抱える中、雅美はある日突然――
中学2年生の自分にタイムスリップしてしまいます!
スマホがない時代(笑)

しかも、未来の記憶や知識はそのまま。
まるでRPGの“2周目”のように、一度目の人生で得た経験をもとに、
今度こそ後悔のない生き方を目指していくというストーリーです。


◆ タイトルの意味「マンダラチャート」とは?

作中に登場する「マンダラチャート」とは、目標達成のための思考整理ツールのこと。
実は、メジャーリーガーの大谷翔平選手も高校時代から活用していたことで知られています!

このマンダラチャートを使いながら、
雅美が“自分の人生をどう生きるか”を真剣に考え、行動していく姿がとても印象的でした。


📖 読後のひとこと:自分だったら、どう生きる?

「もし、今の経験値を持ったまま人生をやり直せたら?」

この本を読み終えたあと、自然とそんなことを考えてしまいました。

私だったら……
弁護士を目指してみたい!
(現実的かどうかはさておき。笑)


💬 あなたなら、どうしますか?

2度目の人生があるとしたら、
どんな選択をしますか?
どんな夢にチャレンジしますか?

ぜひ、コメント欄やメッセージで教えていただけたら嬉しいです😊


📝 編集後記

読みやすくてテンポも良く、あっという間に読了できる一冊でした。
自分の「今」や「これから」を見つめ直す、きっかけにもなる物語。
大人の女性にこそ読んでほしい、心に残る小説です。

この記事を書いた人

磯野 和恵

「ヒバリのそら」代表、磯野和恵(いそのかずえ)。

1970年5月生まれ。東京都練馬区出身の相続診断士。相続コンサルタント。

外資系IT企業の経理・秘書・コールセンター。
2009年 心理カウンセラー活動業務を経て、自身が経験した相続で生じる家族問題へのサポートを強く願う。

2021年に相続診断士の資格を取得。
2023年4月 相続コンサルティングオフィス「ヒバリのそら」を設立。
「笑顔の相続を迎えて欲しい」という願いを込め、家族全員が合意した遺言書を決める〝家族会議支援〟。

相続に強い税理士・弁護士・司法書士・不動産コンサルティング・ファイナンシャルプランナーとチーム連携して、本人の不安や困り事の相談に乗る。

本人も気づいていない想いや希望に、寄り添い引き出すヒアリング。

問題を見つけだし解決へのロードマップを示すことに定評があり、自身も天職とやりがいを感じている。

家族が笑顔で相続を乗り越え、助け支え合える関係で居続けられることを強く願い「みんなが笑顔になれる相続」へと活動する。