4月上旬、夫と箱根湯河原にある「若松 箱根湯河原」へ。
静かな山の中腹に佇む全16室の宿で、落ち着いた雰囲気の中、春のやさしい空気に包まれてきました。
桜並木と万葉公園、春の景色を満喫
チェックイン前、宿のすぐ近くを流れる川沿いをお散歩。
見事な桜並木が満開で、ゆったりと歩きながら春の景色を楽しめました。
(↓この写真はその川沿いの桜)

そして、歩いて10分ほどの「万葉公園」へ。
滝の音が心地よく、苔むした岩や新芽の緑が瑞々しく、しばし深呼吸。

ユニークな「首大仏」との出会い
もうひとつ立ち寄ったのが「首大仏」。
その名の通り“首だけ”の大仏さまで、ちょっとびっくり。でもとても立派で、心静かになる空間でした。

優しいお湯に包まれる贅沢なひととき
宿に戻ってからのお楽しみは、やっぱり温泉♨️
「若松 箱根湯河原」のお湯は、とても優しい肌あたりで、最初は「水道水かな?」と思うほど刺激がなく驚きました。
でも湯上がりはじんわりと身体が温まり、しばらくポカポカ。
冷え性の私にはぴったりで、夜と朝、何度も入りたくなるような湯でした。
魚料理中心の夕食がちょうどいい
そして、もう一つの楽しみが夕食。
海が近いこともあって、魚料理が中心の会席は、ひと品ひと品が上品で、素材の味が活きた丁寧なお料理ばかり。
旅館の食事というと、いつも量が多すぎて苦しくなることが多いのですが、こちらはちょうど良いボリューム感で、最後まで美味しくいただけました。
(若い方には少し物足りないと感じるかもしれませんが、私たち世代にはちょうどいい塩梅。)
夕食のみプランが選べる安心感
朝食は普段から食べない私にとって、「夕食のみ」のプランが選べるのもありがたいポイントでした。
無理なく、心地よく過ごせる滞在って、こういう小さな配慮の積み重ねなんですね。
静けさとおもてなしに包まれて
館内もとても静かで、スタッフの方の対応も丁寧。
2泊3日の滞在をゆったり過ごすにはぴったりの宿でした。
春の訪れとともに、心と体がふんわり緩んだ時間でした🌸