相続セミナー開催レポート|女子会のように楽しく学んだ1日

7月29日(火)@日本橋 「生まれて初めての相続セミナー」を開催しました。
参加者は6名、全員女性。
まるで女子会のような、笑いあり・共感ありのあっという間の時間でした。

前半30分は「相続の基礎知識」を学ぶ時間

セミナーの前半30分は、まず相続の基礎知識をお伝えしました。
「そもそも相続ってどういう流れで進むの?」
「誰が相続人になるの?」
「財産をどうやって調べるの?」
そんな疑問に、図や事例を交えて分かりやすく解説。

「難しいイメージがあったけど、話を聞いてみたら意外と理解できた!」
「ニュースで聞いた言葉の意味がやっと分かった」
といった声もあり、まずは安心して話を聞ける雰囲気になりました。

ワークショップで見えた「私の相続の課題」

基礎知識を学んだあとは、相続診断チェックシートを使ったワークショップ。
一人ひとりの状況や家族構成によって、
「ここは早めに準備しておいたほうがいい」というポイントが違うことがよく分かりました。

そして後半は、自然な流れで交流会&質問会に。
参加者のみなさんからは、こんな質問が飛び出しました。

  • 実家の家には戻らない予定だけど、売れるかどうか心配…
  • 親に相続の話をすると、不機嫌になってしまって…
  • 被相続人(親など)が借金をしているかもしれない。相続が発生したらどうすれば?

相続は「家族」や「生活」に直結するテーマなので、やっぱり話し出すと止まりません。

(写真はワークショップ中に撮らせていただきました。皆さん、チェックシート記入中です)

参加者の感想から

今回のセミナーは「初めて知ったことばかり!」という声を多くいただきました。
参加者さんの感想を一部ご紹介します。

  • 悩むことは多いけれど、まずは出来ることからやっていこうと思いました!
  • 質問しやすい雰囲気で、いつか来る相続がぐっと身近に感じられました
  • 親から相談されたときに答えられる準備ができそうです
  • 相続税がかからなくても申告できると初めて知りました。気持ちの区切りになると思います
  • 頼れる親戚がいないので、自分でも知識を持っておくことが必要だと実感しました

皆さんの言葉から、今回の会が「知識を得る場」であると同時に、「同じ立場の人とつながれる場」になったことを感じます。

私自身が感じたこと

今回改めて感じたのは、相続の知識は、知っているか知らないかで大きな差が出るということ。
そして知識以上に大事なのは、「話しやすいきっかけ」や「相談できる相手」がいることです。

親に相続の話を切り出すのは勇気がいるし、兄弟姉妹でも意見が合わないこともあります。
だからこそ、こういう場で少しずつ「話す練習」をしてほしいなと思います。

最後に

今回のセミナーは、私にとっても気づきがあった日でした。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

今後も、「楽しく学べて、気軽に話せる相続の場」を続けていきたいと思います。
次回は、もっと具体的なケースや事例も交えて、皆さんが「参加してよかった!」と思える時間を作りますね。

「相続」というと難しそうに聞こえますが、未来のための“やさしい準備”だと思って、気軽に関わってもらえたら嬉しいです。

この記事を書いた人

磯野 和恵

「ヒバリのそら」代表、磯野和恵(いそのかずえ)。

1970年5月生まれ。東京都練馬区出身の相続診断士。相続コンサルタント。

外資系IT企業の経理・秘書・コールセンター。
2009年 心理カウンセラー活動業務を経て、自身が経験した相続で生じる家族問題へのサポートを強く願う。

2021年に相続診断士の資格を取得。
2023年4月 相続コンサルティングオフィス「ヒバリのそら」を設立。
「笑顔の相続を迎えて欲しい」という願いを込め、家族全員が合意した遺言書を決める〝家族会議支援〟。

相続に強い税理士・弁護士・司法書士・不動産コンサルティング・ファイナンシャルプランナーとチーム連携して、本人の不安や困り事の相談に乗る。

本人も気づいていない想いや希望に、寄り添い引き出すヒアリング。

問題を見つけだし解決へのロードマップを示すことに定評があり、自身も天職とやりがいを感じている。

家族が笑顔で相続を乗り越え、助け支え合える関係で居続けられることを強く願い「みんなが笑顔になれる相続」へと活動する。