【体験記】初めての大腸カメラで命拾い。健康も相続も“備え”が大事だと実感

先日、人生初の大腸カメラ検査を受けてきました。
結果から言うと――

放っておけば将来がんになる可能性のあるポリープが2つ見つかり、その場で切除。

…本当に、命拾いしました。
でも、ここにたどり着くまでがなかなかの体験だったのです。


◆ 検査前日の準備

前日の夜21時に下剤を飲みます。
この段階では特に変化はなく、「余裕かも」と思っていました。


◆ 当日の朝:過酷な下剤2リットル

検査の6時間前から、ポカリスエットのような味の下剤「ニフレック」を2リットル飲み始めました。
最初はなんてことなく、メールチェックしながら飲んでいましたが…。

1リットルを飲んだあたりでトイレへ。
その後も2回目、3回目と順調に進んでいたのですが――

1.5リットルあたりから体に異変が…!

吐き気、頭のふらつき、そしてついに嘔吐

慌ててクリニックに電話で相談すると、
スタッフの方がとても丁寧に対応してくださり、
「体を動かして、何度かトイレに行ってみてください」と優しくアドバイスをもらいました。

なんとか腸はキレイになったものの、車酔いのような体調のまま電車で1時間半かけて、
なんとか予約時間にたどり着きました。


▼ 補足:ニフレックについての注意点

今回私が使用した「ニフレック」は、腸内を洗浄するために広く使われている下剤です。
多くの方は問題なく服用できますが、私のように強い吐き気やふらつきが出る方も一定数いるようです。

これはあくまで私自身の体験であり、すべての方に当てはまるわけではありません
体調や体質によって感じ方は異なるため、心配な方は事前に医師に相談されることをおすすめします。


◆ 何とかクリニックへ。いよいよ検査!

検査は紹介で横浜方面のクリニックへ。
紙のショートパンツに着替えてベッドで待機。
鎮静剤を打ってからは…もう記憶がありません(笑)
気づいたら看護師さんに起こされて、無事に検査終了。


◆ 恥ずかしい?実際は全然そんなことなかったです(笑)

「大腸カメラ=恥ずかしい」と思っている方、多いのでは?
でも実際は…

  • 検査室は暗く、青いライトでよく見えない
  • 紙パンツは後ろに切れ目があるけど、丸見えにはなりません
  • スタッフの皆さんは完全にプロなので安心

なので「恥ずかしいから…」という理由で迷っている方には、
「全然大丈夫ですよ!」と伝えたいです😊


◆ 検査結果:ポリープ2つ切除。命を守る選択だった。

検査の結果、がん化する可能性のあるポリープを2つ発見・切除
医師から「今のうちに見つかって本当に良かったですね」と言われ、
心底ホッとしました。


◆ 大腸がんは“早期発見すれば治るがん”です

今回の体験で改めて実感したのは、
大腸がんは、検査を受ければ予防も治療もできる“治るがん”だということ。

実際、国立がん研究センターのデータによると、
早期に発見・治療できれば5年生存率は90%以上とも言われています。

👉 だから私は、大腸カメラ検査を本気でおすすめします。

怖い、恥ずかしい、つらそう――そんな不安もわかります。
でも、「何もなかった」とわかる安心感、
そして「何かあった時に早く見つかる」ことの大切さは計り知れません。


◆ 健康と相続、どちらも“備え”が命を守る

この経験から私が強く思ったのは、

「何も起きていない今こそ、動いておくことが一番の備え」

健康も相続も、“突然”では済まされない出来事だからこそ、
元気な今、できることから準備しておくことが家族への思いやりにつながります。


◆ あなたは、どちらの備えから始めますか?

  • 定期的な検査を受ける
  • エンディングノートや遺言書を書いておく
  • 名義や財産を整理する
  • 家族と介護や相続について話しておく

これらはすべて、「自分と家族を守る行動」です。


◆ とても良いクリニックでした

今回お世話になったクリニックは、
スタッフの方の対応もとても丁寧で、安心して検査を受けることができました。

ご希望の方には私から紹介もできますので、
気になる方はお気軽にメッセージください😊


📌 今回の検査で“命を守る備え”の大切さを実感しました。
もしもこの記事が、誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです😊

この記事を書いた人

磯野 和恵

「ヒバリのそら」代表、磯野和恵(いそのかずえ)。

1970年5月生まれ。東京都練馬区出身の相続診断士。相続コンサルタント。

外資系IT企業の経理・秘書・コールセンター。
2009年 心理カウンセラー活動業務を経て、自身が経験した相続で生じる家族問題へのサポートを強く願う。

2021年に相続診断士の資格を取得。
2023年4月 相続コンサルティングオフィス「ヒバリのそら」を設立。
「笑顔の相続を迎えて欲しい」という願いを込め、家族全員が合意した遺言書を決める〝家族会議支援〟。

相続に強い税理士・弁護士・司法書士・不動産コンサルティング・ファイナンシャルプランナーとチーム連携して、本人の不安や困り事の相談に乗る。

本人も気づいていない想いや希望に、寄り添い引き出すヒアリング。

問題を見つけだし解決へのロードマップを示すことに定評があり、自身も天職とやりがいを感じている。

家族が笑顔で相続を乗り越え、助け支え合える関係で居続けられることを強く願い「みんなが笑顔になれる相続」へと活動する。